くまこの日記

くまこの闘病&妊活の記録

採卵1回目

子宮筋腫の手術をしたせいで、半年間(おそらく7月くらいまで?)妊娠はできないわけですが、その期間を利用して採卵に挑戦する事に。 仕事、習い事、家事、病院通い。。など、忙しくてじっくりブログを書くこともできなかったのですが、4日前に採卵までやってきました。 (1回で済んだらいいのですが、一応回数をタイトルに入れる事にしました)

採卵までに使った薬

  • 生理2日目〜10日目 クロミッド1錠 夕食後
  • 生理4、7、9、11日目 フォリルモン225 通院して注射
  • 採卵36時間前 オビドレル注射 自宅でお腹に注射
  • 採卵2日前から ボルタレン排卵抑制)朝・夕 レトロゾール(卵巣の腫れを抑える) 夕食後
  • 採卵日から3日間 抗生物質

お医者様からは中刺激でやる、と言われた薬の内容です。血液検査と卵胞チェックの結果でそのつど投薬内容が決定されました。 毎日注射して…という程ではないものの数日おきの病院通いはけっこうキツかった。一度行くと2時間くらいはかかるので、勤怠にうるさい職場ではないのですが、単純に仕事の進捗に関わってしまいます。 薬を使う事に対して、心配していた副作用などはまったくありませんでした。

採卵

朝8時に病院入り。採卵自体は静脈麻酔をしてもらったので、まったく痛み無し(記憶もなし)ただ、目が覚めた時にお腹がすごく痛かったです。看護婦さんに痛み止めをくれないかお願いした所、2〜30分で収まるから、と断られてしまいました。「ここは鬼の巣窟や…」と思いながらベッドでうずくまっていたら本当に20分くらいで痛み止めが必要ないくらいにおさまりましたw
お昼頃、病院を出る頃には痛みもおさまり、そのまま何食わぬ顔で職場の人とランチに行きました。ネットでけっこう出血が長引いたと書いている方がいたので気にしていたのですが、とくに出血もありませんでした。

ただ、緊張のためか採卵前日から便秘になって以来、どうも排便の調子が良くありません。。

けっこう頑張ったのに、採卵数3個…

しかも成熟卵1個、未熟卵2個でした…。がっくり。 直前の卵胞チェックでは7個くらい採れるんじゃないかといわれていたのに、4つの卵胞は空だったそうです。

お医者様に「やはり、年齢のせいなんでしょうか…」と質問してみた所、直前のエストロゲン(E2)の数値を見る限りでは問題なかったので、おそらく採卵36時間前に射ったオビドレルという注射が効いていなかったのでは、との事でした。 36時間前に射つ注射は、卵子を成熟させる仕上げのような役割があるそうです。もし次回採卵する場合は、ここで使う薬を変えてみるとおっしゃっていました。

採った卵子の現在

3個の卵子達は、全て顕微授精になりました。(夫の精子の調子が悪かったらしい) 2個の未熟卵のうち1個は成熟せず受精卵にならず、今現在は2個が受精卵になり胚盤胞を目指して培養されています。

頑張れ受精卵達ー!

子宮筋腫を取ってよかった事

筋腫も取って、いよいよ心置きなく妊活に取り組めると思っていたところ、いきなり卵管が詰まってる疑惑などがあり、筋腫取ったって意味なかったのかな…?というほの暗い気持ちになりがちなので子宮筋腫を取って良かった点を挙げておく事にしました。

生理が軽くなった?

手術後最初の生理は重くなるよ〜とお医者様に言われていたとおり、結構おなかが痛くなりました。…がいつもの生理とあまり変わらなかったのですが、現在、手術後2回目の生理が来ています。今日が一番生理が重い2日目ですが、出血量もだいぶマシになり、おなかもそんなに痛みませんでした。(普通に1日外出できた)あと、いつも生理前は頭痛と倦怠感に悩まされていたのですが(PMS?)、手術後の生理は2回ともイヤな前兆が無く、いきなり生理になりました。とはいえまだ2回なので、何とも言えないですが。。

腰痛が治った

筋腫と腰痛を結びつけて考えた事がなかったのですが、足の裏側が全部痺れるような嫌な腰痛が無くなりました!てっきりヘルニアだと思っていたのですが、筋腫のせいだったみたいです。時々整体に通っていたのですが、整体のお金がもったいなかった…。

頻尿が治った

実は頻尿の自覚もなかったのですが、手術後は、真夜中起きてトイレに駆け込む事が無くなりました。

便秘が改善された

3日に1度があたりまえだったお通じがeverydayに。健康を気遣って玄米&雑穀を食べるようにしたおかげもあるかもしれません。

うん。とにかく、これだけ生活が快適になったんだから良かったと思わなければ。

採卵の相談に

子宮筋腫の手術を受けた病院から採卵の許可が出たので、久しぶりにクリニックに行ってきました。

 

卵管が詰まってる?だと…

いきなり衝撃的な話しから始まりました。

それというのも、筋腫の手術の際に一緒に卵管の通水検査をお願いしていたのですが、手術後、筋腫が邪魔でうまく出来なかったと言われていたのです。

じゃあ仕方ないから今度別にやろ。と思って気にもしてなかったのですが、クリニックの先生にその話しをしたら、

 

「普通は出来るはず。癒着してるんじゃない?」

 

と、さらっと言われてしまいました。何そのクリティカルな話し。

本当に癒着してたら…筋腫の手術も無駄だったて事…?診察の度に筋腫以外に原因が見当たらないみたいな空気出してくるからノリノリで手術受けたのに〜。

 

とにかく、妊娠可能な7月を過ぎたあたりで一度検査という話になりました。あるいは筋腫の定期検診が4月にあるので、もう一度話しを聞き直したらもう少し詳しく状況がわかるかも知れません…。

 

採卵の話し

思わぬ話しで頭がクラクラしていたものの、体外受精に卵管は必要無いのだ。。と気をとりなおして採卵を進めてもらう事にしました。

 

副作用が怖いので低刺激な採卵を希望しましたが、数が多い方がいい卵子が採れる確率が上がるとかで卵がいっぱい採れる高刺激の採卵をやることになりました。卵子の残数が充分あるので効果が期待できるそうです。

毎日注射を打ったり大変そうだけど…ずっとじゃないし。。(まだちょっとイヤ

 

そして費用はなんと、ざっくり50万円ほどだそうです…。副業しようかな…。

 

筋腫さえ取れば、妊娠できるとばかり思っていたので、この先の不妊治療は保険程度にしか考えてなかったのですが…卵管が詰まっている疑惑を早くはっきりさせたいところです。

 

手術後1ヶ月の定期検診

子宮筋腫の手術からひと月、定期検診に行ってきました。 すでに職場に復帰して2週間、最初の1週間は毎日会社に行くのがしんどかったですが、今では体力もすっかり元通り。むしろ鉄剤効果で貧血が改善されてる分だけスタミナを感じています(笑)とはいえ定期検診が済むまではと、走ったりなどの激しい運動と湯船に浸かる入浴は避けてきましたが、経過も順調で問題無いという事で、全て許可になりました。 また、手術で採った腫瘍も組織検査の結果良性だったようでひと安心です。

次の定期検査は3ヶ月後ですが、いったん子宮筋腫は一段落といった感じです。 さて妊活に本腰を入れねばーという事で、妊娠が可能になる半年後まで、やらなくてはいけない事がいくつかあるのです。

体外受精に向けた採卵

妊娠は半年経たないと無理ですが、体外受精に備えて採卵をする事は可能だそうです。 早速、手術前まで通っていた不妊治療のクリニックに予約を入れました! 体外受精、やるかどうかはまだ迷っているのですが、卵子を凍結しておく事が出来るそうなので。

貧血の経過観察

今回の健診で、お医者さんからは、貧血の原因となっていた筋腫は取ったので、今後は食べ物で鉄分を補給するようにと言われて鉄剤は処方されませんでした。貧血の状態でいるとパフォーマンスが著しく下がるという事を身をもって実感したので、また半年後くらいに貧血の検査をしようかなと思っています。

葉酸サプリを探す

妊娠に備えて葉酸を補給しておこうと思ってネットで色々見てるけど、どれがいいんでしょうね…。 ベルタかエレビットで迷ってます。

ダイエット

去年から健康診断で肥満の診断が出ているので、健康な妊婦になるためにもダイエットに力を入れなくては。退院してからは玄米とみそ汁などの粗食を心がけていますが、検診で許可が出たので運動も頑張ります。

歯の治療

歯周病があると、胎児に悪影響があるとかなんとか…。以前、歯周病を指摘されたものの治療費が高すぎて放置してしまった箇所があるのでちょっと行ってこようかと思います。。

自宅療養8日目(手術後13日目)

自宅療養、とは言っても今週は在宅で仕事をします。 もう手術後の腹筋の痛みはほとんど無くなり、傷もかさぶたになっています。治りかけだからかかゆくて、寝ている間に無意識に掻いてしまったのか、朝おなかをみたら傷口のまわりが赤くなっていて焦りました…。あと、問題の尿道の痛みは相変わらずあったり無かったり。。でもだいぶ痛むことが無くなった気がしています!

普通に生活できるし、もう出勤していいような気もしているのですが、お医者さんが言った療養期間2週間にはそれなりの根拠があるはずですし、今週いっぱいはおとなしくしていようと思います。

そういえば、今日は生理予定日なんですが今のところ生理が来る気配はありません。手術後はじめての生理は、生理痛がキツイかもしれないとお医者さんに言われているので、早く来て早く終わってほしい…!

【追記】 このブログを書いたあとにトイレに行ったらちょうど生理が来ました!いつもは腹痛の他にも頭痛・肩こり・眠気など、数日前からいろいろと前兆があるんですが、今回はなんの前触れもなかった。。なんにせよ、あんな大変な事(手術)があったのにちゃんと生理来てすごいなー。感動。生理痛は今のところまったく無いですが、本当に痛いのかあえて薬を飲まずに待ってみようと思いますー。

子宮筋腫と私

手術後、担当のお医者さんから行われた手術について話しを伺う時間がありました。 私の場合は腹腔鏡手術で6cm〜2mmまでの筋腫が4個、取れたとの事です。

私が持っていた子宮筋腫について、実はあんまりよく知りません。 治療のきっかけが不妊治療だったからか、MRIを撮った後でさえ、妊娠に直接関わりのありそうな筋層内にある6cmの筋腫の話ししか聞いていなかったので…(汗)他の筋腫がどこにあったのか、話を聞いてもよくわからなかったんですよね。。とにかくその6cmは取ってもらえたようです。

問題の6cmの筋腫は、子宮内に突き出て子宮をほぼ占領していました…ので、これが無くなった事で妊娠もしやすくなるのではないかと、先生はおっしゃっていました。妊活頑張らねば。

ところで、子宮筋腫が最初に見つかったのは2016年の夏の終わり頃でしたが、本当はこの筋腫っていつからあったのか、ちょっと思い返してみました。

2015年12月

生理が10日以上止まらなくて、産婦人科に相談に行きました。 半年に一度くらいの頻度で10日以上生理が続く月があり、その他の月も8日と、昔に比べて2日程度生理期間が長くなっている事が気になっていたのです。内診は一応あったものの「ちょっと子宮が大きい気がする」と言われるにとどまり、「引っ越しとか転職とかしませんでしたか?」と聞かれ、ちょうど引っ越しをしていたのでその事を伝えると「多分ホルモンバランスでしょう。もし気になるようでしたらまた3ヶ月後に来てください」と言われ、生理を整える薬(ピル?)を処方されて帰されました。 なぜ3ヶ月だったのかはわかりませんが、また行こうと思いつつ、これ以降生理が長引く事がなかったのですっかり忘れてしまっていました。

2014年12月

会社の健康診断で子宮頸がんの検査を受けた際に内診がありましたが、その時は特になにも言われませんでした。

という事は筋腫は2014年12月以降にできたのか?

毎年健康診断を受けるようになったのは、2012年頃から。(婦人科健診は2014年が初めて) 2012年の健診から、毎年貧血でひっかかっています。 2012年頃の自分を思い返してみると、生理の量が予想外に多くて、しょっちゅう下着やズボンを汚していました。氷を食べるクセが付いたのもこの頃です。生理が長引いてると思い始めたのもこの頃。

そう考えると、筋腫は少なくとも2012年頃からあったのではないかと推測できます。2014年の健診でひっかからなかったのは謎ですが。。

激動の時代をともにしていた

たいした思い入れもなく、とにかく邪魔だからと取ってしまった筋腫だけど、30代半ばで独身・一人暮らし&仕事激務の、人生で一番歯を食いしばりながら必死で生きていた時期を一緒だったと思うと、もう少し別れを惜しんでもよかったのかもしれない。

高額医療費制度の落とし穴

「高額医療費制度」という言葉だけは知っていたので

今回の入院の予約を取った際、会計の方に「手術と入院で大体25万円くらいの費用がかかる」と前もって言われていたので、高額医療費制度を利用しようと思いました。 そこで会社の社会保険の担当の人に相談した所、さかのぼって申請できるので後からの手続きでも大丈夫だが、高額の医療費がかかる期間がだいたいわかっている場合、事前に申請すれば専用の保険証を発行できると教わりました。お願いした所、手続きは全て会社の担当の方がやってくれました。 専用の保険証を持っていれば、高額医療費制度によって減額された分の金額だけ払えばいいので一時的にでも大金を用意せずに済みます。 ただし保険証が送られてくるまで半月以上かかったので、早めに動いた方がいいかもしれません。

入院・手術の費用は20万→12万(ざっくりと)に減額された

退院の際、高額医療費制度を使って支払った金額の超ざっくりとした内訳は以下のとおり。手術は1月中に行われたため、1月分の医療費が高い。

  • 1月分 8万5千円(約17万から減額)
  • 2月分 3万5千円(減額無し)

入退院は月をまたがない方がよかった

高額医療費制度は月額単位でかかってくる医療費毎に計算するそうで、私の場合はつまり、月の医療費8万5千円を超えた分は払わなくていいっぽいんですね。(ここは収入による)つまり、入退院が同じ月だったら、上記でいうところの「2月分 3万5千円」はまるっと払わなくて済んだという…おおう。。

とにかく早く手術を受けるべく、勧められるままに直近で空いてる日の予約を入れたら月末だったわけです。そりゃ空いてる訳だ。